拝啓 五木寛之さま

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晩秋の候 ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

「青春の門」以来 小説やエッセイで楽しませて頂いております。

さて 母との別れ(葬儀)の数日後 立ち寄った書店で手に取った

「息の発見」

表紙裏の文字を見て 「あううううーー」と声をあげて

この本を抱きしめていました。

人は息を吐いて生まれ
  息を吸って死す・・・  
      五木寛之



母の病名は「特発性間質性肺炎」(特定疾患)。

原因は不明。肺が機能できず、

人間の生命活動の基本である呼吸が充分にできなくて

衰弱の末 息絶えました。


五木寛之さま 玄侑宗久さま

本を読みながら・・・・

お二人の対話の海に私も飛び込みたい衝動に駆られました。(即 撃沈でしょうけど)

人は最後 息を吸って命をとじるのか? 吐いて終えるのか?

母は 息を吸って絶えたそうです。

正に 「息を引き取る」であったようです。

禅の世界やヨガが呼吸と大きく関わりあっていること

気海丹田に意識をおき 息に気づき呼吸をするヨガを続けます。

ブッタの教えにもある「呼吸法」の大切さ。。。

息の発見できました。

悲しみの中で私にとって良い本に出会いうれしく思います。

 向寒の折から、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
 
                                敬具



なんて・・・・ お手紙出したくなりました。



広島ブログ
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by takumi-chacha | 2008-11-13 23:32 | | Comments(4)
Commented by karibu-chai at 2008-11-15 11:25
人がその人生を閉じるのは、そう簡単ではありません・・・
事故や病気であっという間に・・という場合もあるでしょうけれど、
それはそれで、その人には意味のあることだったのかもしれません。
悲しみの中に入ると客観的に見ることが出来ないけれど、
時間がその意味を少しづつ埋めて暮れるような気がします。
愛する人との別れは・・・誰もが経験することですが、
その意味を見出すのは、残された人の想いにゆだねられているように思います。
時間をゆっくりかけて・・・癒してくださいませ・・・
Commented by takumi-chacha at 2008-11-15 14:17
☆karibu-chaiさま
母親の存在は大きな物 ぽっかり空いた心の穴はすぐには
ふさがりません が・・・また他の愛すべき人や物事が
徐々に埋めてくれると思います。
ご心配ありがとうございます。
Commented by matsuura-hatsumi at 2008-12-02 11:30
こんにちは、広島ブログから来ました。
イルミネーションに惹かれ、過去の記事も読ませていただいていたところ、この記事に。
私の父も特発性間質性肺炎で5年前に亡くなりました。
本当に本当に息をするのが苦しそうで、しゃべることは出来ても筆談でした。65才で、シッカリと残った骨を拾うのが辛かったのを思い出します。
私も、読んでみます。ありがとうございます。
Commented by takumi-chacha at 2008-12-02 16:36
☆matsuura-hatsumiさま
コメントありがとうございます。
お父様が同じ病気で・・・・65歳は若すぎましたね・・・。
本当に辛そうでその声がずーっと耳から離れなくて
呼吸が自然に無意識にできる 極々当たり前のことに
感謝の毎日です。
是非 読んでみてください。
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